告知ー

「おお」
「どうなされましたか、お嬢さま?」
「これじゃ。儂らが登場する譚が、こんどのコミックマーケットで発行されるアンソロジーに掲載されるそうじゃ」
「さようでございますか」
「『一日目 東Q-15b ふぇにどら!!』さんで頒布される、『吸血鬼譚』というアンソロジーじゃな」
「どのような話なのでございましょう」
「『Silver Shells - 銀の散弾』という題名の掌編じゃ。題名にあるとおり、お主と儂の『ショットガン・マリッジ』の話になっておるようだぞ」
「お嬢さま……」
「なんじゃ」
「……『ショットガン・マリッジ』という言葉の意味をわかって使っていらっしゃいますか?」
「『散弾銃がとりもつ縁』のようなことじゃろ?」
「ちっ、違います!!!」*1


……というわけで、コミックマーケット83の1日目 (12/29) で発売される同人アンソロジーに掌編を1本書きました。こんな感じのふたりが夫婦掛け合い漫才をする話です。


アンソロジー『吸血鬼譚』には総勢28人がイラスト・小説で参加、『吸血鬼譚-blue blood-』と『吸血鬼譚-crimson eyes-』の2分冊で発行されるそうです。ちなみに、『Silver Shells - 銀の散弾』が収録される『吸血鬼譚-crimson eyes-』のほうはR18指定となっています。(18歳未満のかたはお求めになれません。もう1冊は全年齢向けなので、まずはそっちを買っておいて、こっちは大人になってから買ってください。) ……なんですが、私の作品は、例によって (?) エロ分は高くありませんので、そちら方面の期待もしないでください (笑)。


もっと詳しい情報は、主催者さまのブログポストからどうぞ → http://higahisa.blog10.fc2.com/blog-entry-82.html


コミックマーケット1日目に参加されるかたがいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします!


(ちなみに、冬コミ発売ということで、タイトルにクリスマスネタを仕込んでみたのですが、よく考えたら冬コミってクリスマスというより年末だったなあ……)

*1:米俗語。未婚のカップルに子どもができてしまったとき、女性側の父親が男性方にショットガンを持って乗り込み結婚を迫るとされることからこのようにいう。つまり、日本でいうところの「できちゃった婚」のこと。