図書館体操第一

みちのく図書館員連合 (MULU) のみなさんによって考案された「図書館体操第一」という体操が (一部で) 大きな話題になっていました。書架整理、ブックトラックの移動、目録業務で疲れた目のマッサージ……といった図書館員が日常的におこなう作業の動きを取り入れた準備運動的な体操です*1。(このポストのいちばん下に動画が貼ってあります。)


このときの記事で書いたように、私は図書館業務の全部を担当しているわけではないのですが、それでも、考えてみると、この体操で出てくる動きの大半は毎日のようにしていますね。図書館の仕事は、押したり引いたり持ちあげたり、という肉体労働が意外と多いものです。


ただ、「オーン図書館体操」*2をつくるとしたら、ここに、「レファレンスカウンターでウィルバー・ウェイトリィを追い返すための首の運動 (横に振る)」、「床に落ちて開いてしまった『ネクロノミコン』を中身を見ずに素早く閉じる運動」、「書庫に実体化した異形のものから逃げるための脚の運動」などを加える必要がありそうですね。


図書館体操第一

*1:まあ、なので、タイトルの英訳は"gymnastics"ではなくて"exercises"のほうが正しいような気も……というのは蛇足ですが

*2:ミスカトニック大学大学図書館は正式名称をOrne Libraryといいます。