今日のアーカム

今日のまとめは異様に長いな……。すみません。最近、関係ないことをだらだらつぶやいていたり、パンツ発言したりしているだけなので、ついったー投稿のまとめは別の場所にうつそうかな、とも考えています。なんだけど、LoudTwitterにログインしても、なぜか設定いじれなかったりするのだよな。


00:58 目にメンソレータム

00:59 いや、それは、徹夜とかするときの寝ないための方策か。

01:12 クール系の目薬って痛いですよね。というより、私は身体の表皮全体が弱いのか、スッとする系のものたいてい苦手です。クールシャンプーとかもきつい。リップスティックも無香料のやつだし。

01:24 ああ、でも、食べるほうは大丈夫だなあ。フリスクとかミントガムとかスッとするのど飴とかは普通に食べられます。

02:08 おれ、この更新が終わったら、部屋に帰って寝るんだ。

02:23 「幹(みき)」と「枝(えだ)」っておなじアクセントじゃないんだ。

03:21 司馬遼太郎が「アメリカ素描」の冒頭で、アメリカは移民国家をマネージするために、感情的/感傷的なものを含むところの「文化」とは断絶した機能的/理性的な「国」が必要だったから、そういう国になった、というような分析をしているのだけれど

03:24 実際はそうでもない。法律とか、「アメリカ人なら大切と思ってしかるべきもの(American values)」といわれているようなものは、少なからず司馬のいうところの「文化」だったり、宗教だったりの価値観が含まれている。

03:28 外面的には、それを無視して機能的、理性的、(んで差別もない)国である、とアピールしたいんだろうけど。でも、ある「文化」に根ざした価値観を前提としたシステムを、その「文化」をよりどころにしないグループに対して、「これが理知的な選択肢だから」と押しつけたら、歪みが生じる。

03:29 最終的に「アメリカ素描」の中で司馬がそのアメリカの「外面」を暴くにいたったかどうかはおぼえていないのだけど。再読しないとな。

03:36 似たように、科学・技術といったものも、一般的には普遍的/抽象的/機能的であると思われているし、自らの存在をそのようにアピールしたがるものでもあるけれど、実際のところはそうでもないかもしれない。

03:39 (注:うまく伝えられていないとおもうので補足すると、これは、いわゆる陰謀論とか、ニセ科学による科学の否定とか、資本主義が科学・技術の発展に与える悪影響に対する批判、といったものとは一線を画している議論なつもりです。)

03:46 「科学的事実」「新技術」といったものは、それらを「発見」「発明」する人たちの日々の習慣、彼ら/彼女らが働いている小社会の構造、それら小社会が含まれている大きな社会の構造とか、そこで当然とおもわれていること、と非常に密接な関係を持っている。

03:48 それと同時に、関係している物質、使用しなくてはならない器具、それらの利用を可能にする環境、とかいったものとも密接な関係がある。

03:51 前者は、いわゆる「科学・技術の社会的構築」論者の主張にあったこと。後者は、ものすごく端折っているけど、そこにactor-network theoryとかが足そうとしていること。

03:57 なにがどうつながっているかというと、「普遍的/機能的/理性的」だと考えられていること (科学・技術だったり「アメリカ」だったり) も、こまかくみると (決して普遍的/機能的/理性的とは言いきれない)「文化」「社会構造」「モノ」「状況」といったものと深く関係がある、ということです。

03:59 まえにも考えてたことなのだけど、Qur'an oath controversy of the 110th United States CongressのWikipedia記事読んだらおもいだしたので。 tinyurl.com/2yrszq

04:00 あんまりまとまってない考えをだらだらつぶやいてしまってごめんなさい。

04:21 あと、蛇足だけど、山本弘は「価値観は普遍ではない」というようなメッセージの作品を書くわりに、「(疑似じゃない)科学技術は普遍的/機能的」みたいな話も多いので、最近になって読んだらちょっとノれなかったんでした。好きだったんだけど。

16:17 起きてますよ。アポイントメントがあるので、そろそろキャンパスに行きます。

20:32 マルキシズムには、打倒資本主義は革命によってしか成し得ない、と解釈できるところがあるのではなかったかなあ。マルクス本人はそんなこと言ってないとおもうけど。このあたり細かいところをちゃんとおぼえてないな……。

20:40 マルクスの議論は「それぞれの時代で利用可能な生産システム(科学技術)が、それぞれの時代の社会構造を決定する」という技術決定論が前提にあって、だから、彼本人の論では、共産革命は、資本主義社会の中で科学技術が発展した結果もたらされるもの、となっていたとおもう。

20:44 なんだけど、実際に共産革命が起こって共産主義国家が成立したのは、高度に発展した工業資本主義社会においてではなくて、農業が経済の中心になっている国々においてだった。だから「共産主義」は失敗した、と考えてる論者は、いわゆる「マルクス主義者」の中にもいるんだとおもう。



(このポストは、今日いちにちぶんのTwitter投稿を、LoudTwitterにまとめてもらったものです。)