はじめてのラブクラフト

プレイヤー発言なので収納しました。

絵は、1週間ほどまえにTwitterの自分のタイムラインでこんな感じの流れになっていたので描いてみたもの。流れには盛大に乗り遅れ、さらに、「どの面下げてそんなことを言うか」(意訳) というお叱りをうけましたが (フレンドリーなツッコミとして、です。……たぶん……)、乗り遅れついでに、ラブクラフト作品についてそのときおもいついたことなどを短くメモしておきます。

このブログの冒頭にも書いてあるように、ここのネタ本として主に使っているのは、Penguin Classicsのラブクラフト選集 ("The Call of Cthulhu and Other Weird Stories" と "The Thing on the Doorstep and Other Weird Stories") です。わたしはこの2冊で、はじめてラブクラフトに触れました。これらは、日本で翻訳／編集／出版されているラブクラフト／クトゥルー神話作品集とは収録作品、収録順が異なっているとおもうので、有名どころを中心にリストアップしてみると、

1冊め ("The Call of Cthulhu〜")

• Dagon
• Nyarlathotep
• Herbert West - Reanimator
• The Festival
• The Call of Cthulhu
• The Colour Out of Space
• The Shadow Over Innsmouth

(他、全18作品)

2冊め ("The Thing on the Doorstep〜")

• The Music of Erich Zann
• Pickman's Model
• The Dunwich Horror
• At the Mountains of Madness
• The Thing on the Doorstep

(他、全12作品)

となっています。(実際に第1巻、第2巻のようにナンバリングされているわけではありませんが、選集の刊行順、作品の知名度的に、その順番で読むことが想定されているのだとおもいます。わたしは未読ですが、「3冊め」にあたる "The Dreams in the Witch House and Other Weird Stories" も刊行されています。)

The Call of Cthulhu and Other Weird Stories (Penguin Twentieth-Century Classics)

The Thing on the Doorstep and Other Weird Stories (Penguin Classics)

The Dreams in the Witch House: And Other Weird Stories (Penguin Classics)

ちなみに、わたしはわりと最初のほうから、ネタとして使えるかどうか、を気にしながら読んでしまったので、純粋な好き嫌いというのは付けづらいのですけれども、作品として気に入っているものには、実は、いわゆる「クトゥルー神話」ではないもの ("Herbert West" とか "Cool Air" とか "The Thing on the Doorstep" とか。アーカム、ミスカトニック大学といった舞台は登場しますが) が多かったりします。もちろん、"Dagon"、"The Shadow Over Innsmouth"、"The Call of Cthulhu"、"The Dunwich Horror" あたりも好きですけどね。

あと、ラブクラフト作品以外のクトゥルー神話ものはあんまり読んだことがなく、TRPGのサプリメントや辞典・ガイド系で仕入れた知識がほとんどなので、次は以下のへんを読んでみたいとおもっています。

Tales of the Cthulhu Mythos: Stories

Tales of the Lovecraft Mythos