飛行機でみた映画

成田―シカゴ間のフライトで、"Monsters vs. Aliens"と"Star Trek"やっていたので、みました。(長いフライトなので、映画あと2本やってましたが、そのうちの1本は例の実写版ドラゴンボールでした。日本行きの飛行機でもやってた。音声聞かずに映像 [と中国語字幕] だけみていたので、なんのこっちゃ、という感じだったのだけど、ちゃんと声聞いてみてても、おなじ感想だったかもしれないです。)


"Monsters vs. Aliens" は、おもしろかった。よくできた映画だとおもいます。家族むけなのだけど、大人にしかわからなさそうなパロディ (大統領が異星人のロボットとファーストコンタクトするシーンでシンセサイザー使ってたり、ヴァルカン・サリュートしてたり。あと、日本の特撮怪獣ものを意識したっぽい Insect-saurusのプロフィールとか。) や、風刺ネタ (主に大統領がらみで。) がけっこう入っているのですね。



"Star Trek" は2回め。はじめてみたときは、展開のはやさにちょっと置いていかれてしまった感じだったのだけど、今回はだいたいわかりました。以下は、1回めにみたときにもおもったことなんですが、


・カークが最初にウフーラに会うシーンで、『専攻はxenolinguistics (異星言語学) よ。といっても、あなたにはわからないとおもうけど』『異星人の言語を研究するんだろ。音声学とか語形変化とか文法とか……』『あら (ちょっとできるじゃない)』というような会話があるんですが (台詞はうろおぼえです)、自分の専攻について、それだけ言われただけで相手の印象を変えたらダメだろう。(この感想をニシちゃんに話したら、「いかにも大学院生、って反応やなー」とか言われたけど。)


・地球は7:3の割合で海のほうが多いのに、なんで適当に狙ったっぽいドリルが、太平洋のど真ん中とかじゃなく、ピンポイントでサンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジの脇に着水するんだろう。まあ、これは、どの異星人侵略ものでも、おなじことが言えるとおもいますが。