図書館の怪談……

今日は朝全然起きられなかった。学期がはじまってすぐはがんばって起きてるんですが、しばらく経つとどんどんダメになっていきます。


さて、前回の続きで、今日も図書館の話。図書館には、そこにまつわるいわゆる「怪談話」もいろいろあるのです。

昔(100年ぐらい前)に図書館内で首をつった学生の幽霊が出るとか、幽霊台車を押してきて、延々と本の整理をし続ける幽霊がいるとか。(この話のせいで、暗くなって書庫の中にいるときに台車が通るといつもドキっとしてしまいます。)

ほかにも、閉館時間に気づかずに夜中取り残された学生が、高い階から窓を割って脱出したとか(これは図書館のオリエンテーションのときに、図書館のスタッフから聞きました。これだけでは別に怪談ではありませんが、院の先輩によると、これにはまだ続きがあって、この学生は、そのあと「追いかけてくる」とうわごとのようにつぶやき続けて憔悴していき、亡くなってしまったとか)、これも夜中に居残っていた教授が、次の朝死体で見つかって、その死体が、地階で見つかったにもかかわらず、ものすごく高いところから落下したような状態だったとか...(うえぇ。想像してしまった...泣)。

それだけでなくても、この図書館はけっこう怖い場所で、地上階の書庫は、3階建ての建物の中をあとで改装して5フロアにしてあって(収容能力を高くするためですが)、書庫とそうでない部分との階数の対応を忘れると書庫から出られなくなりかけたり、エレベーターが古くて、動くたびにガタガタいったりするのです。書庫の中に狭くて窓のないトイレがあったりするのですが、どんなに調べものの真っ最中でもそこにだけは入りたくない...。



注:このブログ内の記述は基本的にフィクションです。登場する人物、団体等は架空のものであり、実在する人物、団体等との関係はありません。