H.P. Lovecraftで学ぶひとこと英語

こんにちは。「H.P. Lovecraftで学ぶひとこと英語」の時間です。
今回は、とっさのひとことを勉強しましょう。


これは、「窓に! 窓に!」の日本語訳でも有名なフレーズですね。
例文をみてみましょう。

The end is near. I hear a noise at the door, as of some immense slippery body lumbering against it. It shall not find me. God, that hand! The window! The window! 


(私の命ももう長くはない。ドアのところで物音がしている。ぬめぬめとした体をもつ何者かが迫ってきているような物音だ。しかし、私のところまで、たどりつくことはできないだろう。ああ、なんだ、あの手は! 窓に! 窓に!) *1


例文のように、謎の死や失踪を遂げる寸前に、日記や手記に書きのこしておくといいでしょう。
"window"のまえに定冠詞の"the"をつけるのを忘れがちですので、きちんと覚えておいてくださいね。


いざというときにすぐ使えるように、何度も練習して備えておいてください。


さて、今週の「H.P. Lovecraftで学ぶひとこと英語」はこれで終わりです。
それではみなさん、いあ、しゅぶ=にぐらあ!


        • -

なぜか、こんなのをふとおもいついたので、よくわからんものですが、とりあえず載せておきます。たぶんつづきません。



↓ ウェブ拍手ボタンです。いつも拍手くださっているかた、ありがとうございます。はげみになってます。

*1:出典: H.P. Lovecraft, "Dagon" in H. P. Lovecraft, (ed. by S. T. Joshi), The Call of Cthulhu and Other Weird Stories. Penguin Books, 1999. Original italics, my emphasis: 翻訳文は筆者による